Junkosha 多心ケーブル&アセンブリ

ハイデータレートケーブル

潤工社の製造技術とフッ素ポリマーの特長を最大限に活かし、デジタル伝送に欠かせない低スキュー・低ロスを実現。より信頼性の高いケーブル製品を開発しました。デジタル伝送の厳しい規格に対応しながらケーブルの細径化が可能になります。

近年のシリアル化にともない映像・音声をはじめ、身の回りのさまざまな伝送が高速化されてきており、多岐にわたるデジタル伝送用途にご使用いただけます。

特長

●潤工社の製造技術によって低スキューを実現しています。
●フッ素ポリマーの優れた特性を活かし、低損失を実現しています。
●アイパターンの開眼度が大きくなり波形伝送能力が向上しています。
●高ビットレートや長距離伝送に最適なケーブルです。
●10Gbps帯までの伝送で最適な環境を提供します。
●デジタル伝送規格に対応しながら細線化が可能です。

用途

●コンピュータ
45ΩPFA極細同軸ケーブル2心平衡伝送によるパルス伝送可能距離算出結果(アイパターン水平開眼度80%のとき
45Ω PFA極細同軸ケーブル2心平衡伝送によるパルス伝送可能距離算出結果(アイパターン垂直開眼度80%のとき

ケーブルのアイパターン波形観測

前記のようなパルス伝送特性を評価する方法の1つにアイパターン波形の観測があります。アイパターンは、PPG(パルスパターン発生装置)によりPRBS(擬似ランダム・ビット列)を規定のビットレートに応じて発生させ、その信号を被測定ケーブルに入力し、出力信号をシグナル・アナライザで観測します。ケーブルのパルス伝送可能範囲は、使用するドライバとレシーバの特性によって決定されますが、潤工社ではアイパターンの水平及び垂直開眼度を以下のように条件設定することによって、それぞれの開眼度が80%となるビットレートと伝送ケーブル長の関係を求め、信号伝送可能な距離とビットレートの関係を求めています 。また、下図にアイパターン波形観測例を示します。
アイパターンと潤工社の開眼度算出方法
平衡ケーブルの差動アイパターン波形測定方法概略
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