製造チームと協働し、生産性向上に取り組む

生産管理のチームで、生産計画の立案業務を担当しています。顧客の納期や製造量、材料の原価、在庫量などを考えながら計画を組みますが、自分が計画した通りに歩留まりが向上し納期を短縮できることに、やりがいを感じています。計画通りに製造を進めるには、製造チームのアソシエイトとの協働が不可欠なので、なるべく製造現場に足を運んで顔を見て話したり、製造業務を支援したりして、互いに支え合える関係を作ることを心がけています。生産管理の業務は計画的に進めることで、メリハリをつけて働くことができますが、製造状況に応じて残業が必要な日もあります。また、当社は休日が多く、給与は安定していると思います。4連休を取得して北海道を旅行したり、同僚と一緒にキャンプなどのアクティビティを楽しんだりしています。

業務の見える化を目指し、マニュアル作りに挑む

生産管理は「匠の技」のような長年の経験則に基づく業務の運用が中心でしたので、日常業務と並行して、材料の原価や在庫の回転数などのデータ化を目指したマニュアルを作ることに取り組み始めました。多くの人にスキルを共有でき、他チームへの横展開もしやすくなります。製造チームや設計チームと一緒にマニュアル作成に取り組む中で、各チームの専門知識を学ぶことは多いです。
言われた作業だけをこなしていると、時間の進みが遅く感じられ、働く目的も見失いがちです。しかし当社は、「自らやってみたい」と手をあげると周囲が挑戦を後押ししてくれるので、仕事の面白さを実感できる場面が多いです。「顧客ファースト」の視点で生産管理業務を強化するため、顧客の考え方や需要予測などといった営業チームからの情報を積極的に取り入れたいと考えています。

対話し考えながら働く職場　後輩にも伝えたい

高校時代に当社を企業訪問した時、いい意味で「製造現場」らしくないと感じました。工場は清潔で抱いていた製造工場のイメージからは遠いですし、アソシエイトも単純作業をするというより、対話し考えながら働いているように見えたからです。実際に入社して、その時の印象は正しかったと実感しています。
入社直後は、先輩の指示通りに動くことしかできませんでした。しかし、だんだんと「こうしたらどうなると思う？」とヒントをもらい考えて業務に取り組むようになり、最終的には自ら主体的に行動が起こせるようになりました。とにかく何でもやってみよう、という意欲のある後輩と一緒に働くことができればと願っていますし、「自分で考えて働く」ことの大切さを伝えていきたいです。