ビジネス研修英国チェルトナム

T.N.:チューブ設計開発(リーダー)

グローバルな業務を遂行する上で求められる力とはどのようなものなのでしょうか。英国研修の様子をお届けします。

※本ページでいう「リーダー」は、「管理職」として、
所管チームの業務遂行・管理、教育・指導等の役割を担います。

グローバル市場で売上が拡大する自身の担当製品

入社しカイゼンチームへ配属後、超音波診断装置用プローブケーブル製造工程の改善業務を担当。その後の異動にて、医療用のチューブ設計開発チームに配属。現在はリーダーの役割を担いながら、自ら設計開発業務も行います。チームの主な担当製品は、医療用カテーテル製造で使用される「Junkosha 引裂性熱収縮チューブ」。人の命に関わる重要な役割を果たします。医療技術の進歩に対応すべく開発を進めるため、様々な困難はありますが、世界中の医療現場に役立てたいという想いで取り組んでいます。

「Junkosha 引裂性熱収縮チューブ」は、欧米・アジア諸国を中心に成長ペースが高まっていて、国内外の全チームが一丸となって、お客様からの問い合わせにスピーディに対応します。営業チームはセールスエンジニアとして、お客様の課題に対して技術的観点から解決策を提案しますが、より難易度の高い課題は、技術チームが対応をリードします。私の場合、週に2、3回は、海外の営業チームやお客様と英語で会議をします。

グローバルでワンチームとなって緊密に連携するため、英語力もそうですが、信頼関係やリーディング力なども重要です。

今回、ビジネス研修という絶好の機会をいただき、英国に3か月間滞在した様子をご紹介します。当時を振り返ると、不安な気持ちもありましたが、新しいことに挑戦できるというワクワクとした気持ちのほうが大きかったですね。

お客様へ製品説明「Junkosha 引裂性熱収縮チューブ」
1日の流れ
  • 8:00 英国オフィスへ出社、スケジュールチェック
  • 8:30 日本のチームと打合せ
  • 12:00 ランチ
  • 13:00 英語学習
  • 15:30 英国のチームへ技術トレーニング
  • 17:00 退社

英国チームの抱える課題の解決に挑む

現地では積極的に話しかけることを心がけ、アソシエイトとは業務上の話だけでなく雑談の機会も多く作りました。また、日頃からグローバルでの業務連携にさまざまな課題があると感じていたので、英国滞在中に解決に取り組みました。

課題を紐解くため、「Junkosha 引裂性熱収縮チューブ」を担当する英国の営業アソシエイトに対し、ヒアリングを行いました。業務連携上の課題や製品・技術知識における懸念、さらに、自身への要望など綿密なすり合わせを通して、現状把握に努めました。認識相違を防ぐため、口頭と併せてメールでのフォローも欠かしません。

その上で、技術トレーニングを提案。あるべき姿との距離を縮めるため、プログラムを考え実施しました。結果、言語の壁を乗り越え、建設的な議論ができました。

英国チームの時間意識の高さや意思決定スピードの速さを肌で感じたこと、現場の状況や課題を理解できたことは大きな収穫でしたね。相手との文化的背景の違いを理解し尊重し、自身の考えや意見をはっきりと伝えることの大切さを学びました。

帰国後、英語でのコミュニケーション力の向上や現地アソシエイトとの信頼関係の強化を実感。緊急時の会議もスムーズに行えるようになりました。

製品特性やどのように欧米市場で拡販していくか綿密に打合せます

仕事もプライベートも、英国生活を心ゆくまで満喫

英国のアソシエイトは、みな、オープンな性格で親しみやすく、現地生活にもすぐに馴染むことができました。食事をしによく一緒に出かけましたね。休日はローカルフードやパブの雰囲気を楽しんだり、ロンドンなどの観光名所へ出かけたりして過ごしました。

潤工社はフラットな社風で、さまざまなことに挑戦できる環境です。英語や異文化を学び、人間的にも成長できる環境があります。チャレンジ精神を持った人にぜひ仲間になっていただきたいですね。

食事会の前の談笑

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※アソシエイトの所属するチーム名・仕事内容はインタビュー当時のものです。(2023年12月)
※潤工社では、職務や役割に関係なく、一人ひとりの社員のことを、「仲間」を意味する「アソシエイト」と呼んでいます。※本ページでいう「リーダー」は、「管理職」として、所管チームの業務遂行・管理、教育・指導等の役割を担います。